ゼミ一覧

児童学【田澤薫】

他者としての子どもの視点を獲得することをテーマに学びます。まず絵本を手掛かりとして「子どもの視点からの絵本」を学びます。集い(最初は)絵本を媒介として「発表しあい、感じたことを言葉にし、考えたことを言葉にし、 他者の意見を聴き取り入れて自らの考えを変更し、自らが拓かれていく」ことを目指すゼミです。
 

教育心理学【岩木信喜】

教育心理学は、教育活動に関わる諸問題を扱う分野です。学習の動機づけや学習方法の習得、学習メカニズム(記憶の仕組み)、学級集団、進路選択など、教育・学習活動の課題について学びます。現在のゼミでは、心身の健康にかかわる心理学理論の文献講読を通じて、心身の関係についての理解を目指して話し合っています。
 

音楽創造論【久保田翠】

音楽の楽しさや面白さを様々な形で伝え、共有する力を身につけることを目標とします。音楽を聴き、歴史的背景を調べ、論文等を読み、時に全員で演奏することを通じて、様々な側面から音楽を探究します。子どものために作られた音楽を中心としつつ、より広い文脈で捉えるために様々なジャンルの音楽も取り上げます。
 

異文化間教育【佐藤千瀬】

日本に住む外国につながる子ども、海外生、帰国生、国際結婚家庭、留学生の研究等、異文化間教育に関する本を読み、発表とディスカッションを行います。また、世界の多様な保育・教育方法や教材、課題を体験や映像を含めて学びます。自分自身の枠組みに気付き、多角的に考えられるようになることを目標とするゼミです。
 

教育文化学【寺﨑恵子】

生活のなかで子どもと大人が共に生きて楽しむ〈共育〉(教育の原義)に関心をよせて、子どもの権利条約第31条 (遊ぶ権利)をふまえて、教育文化の展開を考えています。身近な物や人とのふれあいのなかでどのような楽しさやおもしろさに「子ども心」が動いているのか、ボランティア活動に参加する機会ももちながら、皆で考えています。
 

児童文学【松本祐子】

様々な角度から言葉というものの面白さ・深さについて考えるゼミです。小説や絵本のみならず、インター ネット、ドラマ、映画、アニメなど、多様なメディアから国語的課題を見つけ出し、それらを分析、考察して、的確な表現で他者に伝える力を養います。物語を読み解く力は、現実に生きる人間を理解する力につながります。