科目 Close up

子ども教育学科の学生たちが学びを重ねている授業の雰囲気をお伝えします。

科目 Close up学校インターンシップ(基礎)

観ることで子どもの内面に気付く

子どもたちは保育・教育の場でどのように生活し、遊び、学んでいるのでしょう。この授業では、聖学院みどり幼稚園と近隣の小学校に出かけて子どもを観察し、子ども理解を深めます。観ることで子どもの興味関心や思いに気付くことを体験し、その気付きをさらに言語化したり記録したりすることによって他者と共有できることも理解します。

科目 Close up教育心理学

教育の諸問題を理解する心理科学

教育心理学は、学校内外での教育活動の諸問題を心理学的に理解しようとする分野です。部活ではやる気が湧き出るのに授業ではまったく出ないのはなぜだろう、勉強したことを忘れにくくする方法は何だろう、定期テストは何のためにするのだろう、などといった誰もが実感できる問題を心理科学の成果に基づいて理解します。

科目 Close up異文化間教育

「当たり前」の問い直し

異文化間教育・異文化適応・異文化間コミュニケーション・二言語習得・多文化共生保育等の理論と実践について学びます。大人とは異なる子どもの特徴を踏まえた異文化間教育を学び、必要な情報を収集し発表します。英語や多言語による授業、映像を用いた授業、海外の遊びや歌、ロールプレイや事例検討等、参加型の授業です。

科目 Close up保育実習

子どもの「言葉にならない思い」を汲む体験

保育所と居住型施設で2週間ずつ実習を行います。体験しながら、子ども・利用者の日常、施設の役割、保育士のはたらき等を学びます。事前学修で丁寧に準備してから実習に臨み、事後学修は個別面談でふりかえりを行います。子どもから慕われる経験を通して子どもの「言葉にならない思い」を汲むことができるようになります。

科目 Close up音楽・器楽(ピアノレッスン)

子どもと音楽をわかちあう

学生一人一人の習熟度と目的に即して課題を選び、保育・教育の場で活用できるピアノの基礎技能とコード(和音)の知識、弾き歌いの技術を身につけます。オリジナルの「必修修得曲」「推奨修得曲」一覧を元に多くの歌を学び修得することで、音楽の楽しさを感じとり、子どもたちに伝えられるような表現力を伸ばします。

科目 Close upおもちゃ論

おもちゃとのふれあいに、遊びの文化を考えてみる

贈られたときも自分で作ったときも、おもちゃに出あうとうれしくなります。授業では、子どもとおもちゃのふれあいに目を向けて、遊びにおける役割を把握します。おもちゃの歴史から、おもちゃにこめられた人々の願いと工夫を把握します。そして、楽しいひとときを生みだすおもちゃの不思議な力に、社会における価値と課題を考察します。

科目 Close up造形表現基礎

子どもの造形活動と自分作り

子どもの造形活動のはじまりは、手を動かす遊びにあります。手に届く様々な感触を味わうことに造形的な創造性、そして自分作りの一歩があります。代表的な題材例に取り組み、活動の楽しさを味わい直すことから、造形活動を準備し支援するための、子ども観・教材観・指導観の基礎について体験的に理解することが目標です。

科目 Close up児童学概論

子どもを省察する

子どもについて学び始める入門科目です。子どもを対象化して研究する児童学の手法を知り、子ども理解の視点と方法論を学びます。幼い子どもにも意思があることを理解し、子どもの思いや事情を汲むことの価値を認識します。事例検討から子どもと大人の関わりを考え、子どもの内面について省察する方法を理解します。