シバサキ ヒロシ
教員情報
専門分野
造形教育研究の難しさは、対象となる「創造的な造形活動」が子どもの傍らにいつも自然に現れる点にある。それは関心ある大人が驚きをもって見いだすもの。多くは見過ごされるかもしれないものだ。創造的~はいつも未知なる姿をしているから、仕方のないことかもしれない。そんな子どもたちの能力は遊びのなかに生まれ、試され、いくつかが残り、あとは消えていく。誰かが認め支える他に、この能力を伸ばすことはできない。
教えようとしない教育、ファシリテーターとしての教師、造形教育とプロジェクト学習、子どもが学びの主人公、遊びと学び
「コドモノウゴキマワルアタマトテ」その小さなやり取りが未来をつくるのさ
授業では子どもたちの創造的な造形活動の指導方法を体験的に学ぶ。単に「教える」では捉えられない「子どもたちが自然にもっている力」を認め引き出す教育…。そもそも創造性とは?そんな一筋縄ではいかない命題に向き合う必要がある。教育の多くは過去から学ぶことに時間をかけるが、未来を生きる子どもたちには、未来に向かって開かれている学びがなければならない。その最前線に造形活動がある。
机仕事は3時間が限界。野良仕事が日課。情報から離れ自然を前に、迷子のような独り言から考え出す。