テラサキ ケイコ
教員情報
専門分野
教育の原義は、哺育に始まる子どもと大人の〈共育〉にあります。学校は本来、人々が自由に過ごす〈楽園〉でした。そして、遊びは〈人生の鏡〉でした。教育と遊びは、ともに、人間の生き方であり、昔から今に継がれてきた生活文化だと言えます。
教育哲学・教育文化論は、様々な願い(理念)と工夫(方法)を語ってきた教育論を読み解いて、わたしたちの今の、これからの保育・教育の課題を「人生を楽しむ」に焦点を合わせて考えています。
子どもの権利、保育と教育、遊びと学びの文化、保幼小連携・接続の課題、地域社会とのつながり
「子ども心」は不思議だな…と身のまわりを見てみると、なかなか世の中おもしろいと思えてくる
上手か下手か、正か誤か……なかなか割り切れない矛盾や曖昧さに揺らぎます。霧の中で自分に触れている・聞こえてくると感じられたものが少しずつ見えてくるようになります。身近な人と物にふれあう楽しさとおもしろさに、まわりの物事がいつもと少し違って見えてくるようです。これがものごごろなのでしょう。まずは、自分はできるのか/できないのか……と思い悩むことをあとまわしにして、おもしろそうなことから一緒にやってみましょう。
ときどきパンを焼きます。捏ねている生地の弾力や発酵中の香りの変化に、生きものに触れていると感じます。