ヨーロッパ史【和田光司】
ヨーロッパの歴史を学びます。ヨーロッパの地理・歴史・文化に関係する様々なテキストを通じてヨーロッパ文化への知的関心を高め、歴史的視点の多様性、重層性を学んでいきます。またヨーロッパ史関連の図書から自分の関心に合うものを選んで要約・発表を行い、プレゼンテーション・スキルの向上を目指します。
英米文学【氏家理恵】
英米文学作品やそれを原作とする映画作品、イギリスを中心とした英語圏のさまざまな文化とその影響・受容についての文献講読や発表を通して、物語や文化の「読み方」や分析方法を学びます。また、作品や文化を生み出した背景にある社会や歴史、そして作品や文化が社会に与えた影響などについても考察する視点を養います。
キリスト教と人間学【今出敏彦】
キリスト教は西洋社会の発展とともに、人間の自己理解を形成してきました。本ゼミでは「キリスト教と人間学」をテーマに、人間の尊厳や多文化共生の可能性について探求します。歴史的背景を踏まえ、ゼミ生達とともに、人間の本質や社会との関わりを深く考察していきます。卒研テーマは食文化、ヒップホップ、人種差別等さまざまです。
応用言語覚【村岡有香】
応用言語学は、言語学・心理言語学・社会学など複数の学問分野が重なり合う学際的な領域です。ゼミでは、主に英語に焦点を当て、第二言語習得(英語コミュニケーション能力とは何か、英語力はどのように発達するか、効果的な英語学習方法)と語用論(英語での上手な謝り方、褒め方、褒められた時の返答方法、断り方など)について研究を深めます。
映像文化【畠山宗明】
社会の中で映像の果たす役割はますます高くなっています。このゼミでは、映画、マンガ、アニメ、ファッションなど幅広いジャンルに触れながら、映像文化の歴史や、社会の中で果たしている意味などを学んでいきます。映像の基本的な読み解き方から、社会的な意味の探り方、映像についてのライティングの方法などを学びます。
文化受容論【村瀬天出夫】
日本は、明治時代からずっと西洋の文化をつねに学び続けてきました。そして、それを日本に適合するよう変化させてきました。例えば、洋服や洋食といった身近なものから、自由に生きて自由に発言する権利、民主主義などもそうです。日本にある西洋文化を学ぶことによって日本の社会、自分自身を理解し、そして未来を想像・創造する力を身につけます。
外国語教育【ロバート・ローランド】
日本の大学生の中、外国語教育は受けていない人はいないでしょう。しかし、人間はどのように言語を学ばれるか、そしてどのように教えればいいかについては広く勉強されていません。このゼミでは、外国教育の歴史について学び、現在の外国語教育の課題を議論し、自身の経験や身近な例を通して、外国語学習の本質に迫ります。
アメリカ研究【江崎聡子】
アメリカ合衆国の文化や社会に見られる多様な問題や現象を、人種・ジェンダー・階級(格差)といった観点から考えるゼミです。アート、映画、広告のイメージなど、現代アメリカの視覚文化を深く理解し、そういったものがアメリカの社会とどのように関連しているのかを考察します。