日本文化学科では、中学・高校の国語科教員免許の取得が可能で、試験対策のサポートを行なっています。
また、日本語教員養成課程を設けており、日本語教員試験の基礎試験が免除されます。
中学・高校の教員一種免許状(国語)の取得を目指す教職課程を開講。学科独自の教職科目や、教える体験を通しての学びで、教育実習に備えることができます。
教員採用試験に合格するためのサポートも行っています。
日本文化学科では中学校・高等学校の国語科教員になるための実践的な授業を多く揃えており、ステップアップしながら教職を学ぶことができます。
聖学院大学には教員採用試験や教育実習の対策・バックアップをする「教職支援センター」があります。
ここは小・中・高等学校や特別支援学校の教員を目指す学生が、授業の予習や復習、採用試験対策、教育実習対策の学びの場として利用します。模擬授業や集団討論の練習に使うこともでき、室内にある教職に関する参考書や問題集、専門雑誌は閲覧・貸出が可能です。また、適宜必要な情報が掲示され、採用試験に関する相談にも対応しています。
授業以外にも、教員を目指す学生が自主的に集い勉強会を行う教職サークル「Assist'」や、日本文化学科が教職を志す現役生への支援を目的に主催する、卒業生、教員、現役生が参加する「教職関係者懇談会」などがあり、正課・課外問わず教職支援を行なっています。
日本文化学科 4年 田中 惇邦 東京都 私立目黒日本大学高等学校 出身
聖学院大学は、教員採用試験対策プログラムや就職支援センターなど、教員を目指す学生へのサポートが充実しています。
また、人間力を高めるために、学生会 や教職クラブにも参加。学年を越えたつながりができ、社会への視野が広がりました。
4月から中・高の国語科教員として教壇に立ちますが、周囲から信頼を置かれる、学び続ける教員を目指していきたいと思います。
日本語教員試験の基礎科目が免除に
登録日本語教員は、日本語を母語としない人に日本語を教える専門の教員の国家資格です。
資格を得るには、「日本語教員試験」(毎年秋に実施予定)という試験(「基礎試験」と「応用試験」の2部構成)に合格し、「登録実践研修機関」が実施する「実践研修」(教育実習のこと)を修了することが必要です。
聖学院大学の日本語教員養成課程を修了すると、「基礎試験」が免除されます。
聖学院大学では経験豊富な講師陣から「話す・聞く・書く・ 読む」といった能力の指導法や教材の使い方などの指導を直接受けることができ、質の高い教育を提供する力を養うことができます。
日本文化学科 4年 大垣 緋菜 栃木県 県立宇都宮工業高等学校 出身
子どもの頃から異文化交流に興味を持っており、日本語を学ぶ方を手助けする日本語教員を目指すことに。
養成科目では、教える技術だけでなく、生活や進路などのサポートも大切なことを学びました。
4月から日本語教員として日本語学校に勤務します。今後も日本語教育の関連知識を深め幅広い知識を携えた教師を目指していきたいです。