イマイ タケシ
教員情報
専門分野
日本近・現代史研究は、明治維新を起点とする日本近代化の歴史を対象とした研究であり、国内政治にとどまらず近隣諸国との関係性の中における急激な近代化の功罪を残された史資料に基づきながら実証的に検証していく学問です。また、敗戦・平和憲法の成立を経た戦後日本と戦前・戦中日本との連続面と断絶面にも注目しながら、現代にいたる歴史認識問題についても対象としている学問です。
近代化、超国家主義、軍隊と兵士、反戦・平和、保守と革新
批判知を身につけ、ラディカル(根源的)に生きよ!
歴史や日本史について「暗記ばかりの教科で苦手だ」という皆さんにこそ、日本文化学科での学びは多くの驚きと発見に満ちたものになると思います。著名な歴史家が残した「歴史とは歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話なのであります」(E.H.カー『歴史とは何か』)との言葉どおり、歴史との対話を通じて、過去を知り、自分自身を知り、そして未来を切り拓いていきましょう。
目的地のない散歩と意図しない古本屋との出会いが至福です。