心理福祉学科の授業をピックアップしてご紹介します。
この授業では、カウンセリングに関連する多彩なトピックを掘り下げ、個人ワークやグループでのディスカッションに取り組みます。自分のコミュニケーションスタイルを振り返り、気づきを得ることで、人の心の理解へとつなげていきます。他者と豊かな関係性を築くために必要なことについて一緒に学んでいきましょう。
人間はひとりで生きているわけではありません。家族や学校、会社、地域社会といった他の人々とのつながりの中で、他の人に影響されながら、そして自分も他の人に影響を与えながら生活しています。そこには自分一人の時とは少し違う心の働きや行動が現れることがあります。そんな心の不思議を学ぶのがこの授業です。
支援には善い支援と悪い支援があります。善い支援が1つだけなら悩みません。ですが善い支援が2つ以上あり、お互いに衝突してしまう「倫理的ジレンマ」ではどちらを優先しますか?心理に限らず広くケアの場で不可欠となる、倫理的な問題に気づける感受性や倫理的ジレンマを解決する意思決定能力を、一緒に育みましょう。
心理学で“実験”とは意外に思われますか?実は心理学において“実験”は欠かせないものなのです。心理学用の実験器具を用いて自ら実験を行い、レポートにまとめる。こうしたプロセスを通じて、心や行動をとらえる方法を深く理解します。テキストを読むだけでは得られない、心理学のエッセンスを体験してください。
福祉サービスの利用は自分にはまだ縁がないと考えている人が多いと思います。しかし、「保育所」「児童館」も児童福祉のサービスの一つであり、すでに利用した人も多く実は身近な領域です。そのような「子育て支援」サービスをはじめ、「虐待」「里親」「子どもの貧困」などをテーマに私たちに何ができるか考えていきます。
日本には社会保障制度があります。病気やケガをした時は”医療保険”を使って治療します。失業した時は”雇用保険”が所得を保障してくれます。年を取って収入が減った時は”年金保険”がカバーしてくれます。このような仕組みをセーフティネットと呼びます。社会に張り巡らされている安全網を学べばいざという時安心です。
子どもたちが生活する学校や地域は、学びと成長の機会を安心して得ることができる場となることが当然です。しかし、苦しい状況にある子どもたちが多いのが現状です。苦しい状況にある子どもたちに、スクールソーシャルワーカーがどう向きあえばよいのか、スクールソーシャルワーカーの専門性を学びながら考えていきます。
社会福祉士・精神保健福祉士を目指すための集大成ともいえる実習に向けて、事前準備から実習中の寄り添い、そして実習後にソーシャルワーカーとしての学びや気づきを専門職としての力に変えられるよう、実習すべてのプロセスを全力でサポートします。