Profile

教員情報

教授|心理福祉学科長
中谷 茂一 |Shigekazu NAKATANI

専門分野

福祉サービスの利用は自分にはまだ縁がないと考えている人が多いと思います。しかし、「保育所」「児童館」も児童福祉のサービスの一つであり、すでに利用した人も多く実は身近な領域です。
子ども家庭福祉論の分野では、そのような「子育て支援」サービスをはじめ、「虐待」「里親」「子どもの貧困」などをテーマに私たちに何ができるか考えていきます。子どもの気持を受け止められる援助者になるための支援サービスと留意点を学んでいきます。

学びのキーワード

子ども虐待、子育て支援、権利擁護、児童養護施設、里親

担当科⽬

  • 子ども家庭福祉論
  • 専門演習(子ども家庭福祉論)
  • 卒業研究(子ども家庭福祉論)
  • 子ども虐待の背景と対応(大学院)
  • 社会的養護の現状と課題(大学院)

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    心理福祉学科には、試行錯誤しながら、あなたの可能性を発見し伸ばすことができる環境があります!

    大学で何を学ぶか迷っている方も多いと思いますが、聖学院の心理福祉学科では、学びの中心を心理学領域にするか、福祉学領域にするか、入学後もしばらく検討できます。また、心理と福祉の両方の領域を学ぶこともできます。
    これまで学校生活で嫌な思いをした人も少なくないと思いますが、この学科の学生は皆優しく、安心して大学生活を楽しむことができます。
    ここで学ぶことでみなさんの可能性が広がります。キャンパスでお会いできることを楽しみにしています!

    自己紹介

    学生時代はバンド活動、現在は家でピアノを少々。クルマと大型バイク(AGUSTA F1000S)の運転でリフレッシュ。

    メディア出演・社会貢献等

    主な社会貢献活動としては、権利侵害を受けている子どもの救済のため、埼玉県の条例で2002年に設置された「埼玉県子どもの権利擁護委員会」(愛称:子どもスマイルネット)における相談活動にスタート時から「調査専門員」として従事。
    実際の相談活動の内容は第三者機関としてのスクールソーシャルワークになります。面接相談をとおして教員や関係する大人などに相談者である子どもの気持ちを伝え困っている状況の改善を働きかける活動を行っています。
    他に「川島町子ども・子育て会議」議長として自治体の子育て支援サービスの点検や方針の検討に参画しています。
    TVメディア出演歴としては、上記権利擁護委員会の活動紹介としてTV埼玉の番組、学校における体罰に関する問題のコメンテーターとして民放の情報・報道TV番組出演があります。