修了要件(博士前期課程)

① 修了要件

  • 標準2年以上在学し、「各研究科所定の必修・演習科目を含む30単位以上の単位修得」すること。
  • 研究科が指定する必修・選択必修科目の単位を修得すること。
  • 必要な研究指導を受け、「修士論文あるいはそれに代わる研究成果を提出し、審査に合格する」こと。

    ② 修士論文提出条件

    • 論文提出年度までに、演習Ⅰを含む各研究科所定の単位を20単位以上修得していること。
    • 必要な論文指導を受け、所定の用紙にて「研究計画」と「論文テーマ」の届出を行っていること。
    • 大学院研修会への出席、及び修士論文の中間発表を行っていること。
      • 博士後期課程の修了要件については別に定める。

      博士前期課程論文審査基準

      審査は提出された学位論文、およびそれに基づく公開の口頭試問によって行われる。論文は、次の観点に基づいて審査される。

      1. 研究テーマ・問題設定の適切性・妥当性
      研究テーマおよび問題設定が、文化学研究の当該分野の学問水準、研究動向、社会的な要請からみて、適切であり妥当性を有しているか。

      2. 研究方法の適切性
      当該のテーマ、および研究方法論に関わる学説史や先行研究と関連づけ、問題設定にふさわしい研究方法をとっているか。

      3. 論文の独創性と発展可能性
      研究テーマ、問題設定、分析の方法に独創性あり、今後の研究における展開の可能性を有しているか。

      4. 論文構成・論理展開・論述の妥当性
      論文の全体構成に過不足がなく、細部にわたり明確な論述がなされているか。テーマ設定、研究資料の分析・考察の論理展開が一貫しており、妥当なものか。

      5. 研究倫理の遵守と自覚
      研究テーマの設定、文献や扱い、調査方法、研究資料の提示や分析などすべての研究過程で、法や人権に配慮し、研究者としての倫理を遵守したものであるか。

      • 2018年2月21日|アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科委員会承認

      博士後期課程論文審査基準

      審査は提出された学位論文、およびそれに基づく公開の口頭試問によって行われる。論文は、次の観点に基づいて審査される。

      1. 究テーマ・問題設定の適切性・妥当性
      研究テーマおよび問題設定が、文化学研究の当該分野の学問水準、研究動向、社会的な要請からみて、適切であり妥当性を有しているか。

      2. 研究方法の適切性
      当該のテーマ、および研究方法論に関わる学説史や先行研究と関連づけ、問題設定にふさわしい研究方法をとっているか。

      3. 論文の独創性と発展可能性
      研究テーマ、問題設定、分析の方法に独創性あり、今後の研究における展開の可能性を有しているか。

      4. 論文構成・論理展開・論述の妥当性
      論文の全体構成に過不足がなく、細部にわたり明確な論述がなされているか。テーマ設定、研究資料の分析・考察の論理展開が一貫しており、妥当なものか。

      5. 研究倫理の遵守と自覚
      研究テーマの設定、文献や扱い、調査方法、研究資料の提示や分析などすべての研究過程で、法や人権に配慮し、研究者としての倫理を遵守したものであるか。

      6. 研究者としての能力と知識
      以上の観点からみて、広い視野に立った精緻な学識を修得し、専攻分野において高度な研究能力を有し、あるいはきわめて高度な専門性を担う職業人としての卓越した能力を有すると認められるか。

      • 2016年3月16日|アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科委員会承認