修士論文は、調査研究、実験研究、文献研究、実践もしくは事例研究などの結果をまとめたものであって、大学院生自身の希望と関心に応じ、指導教員の助言を受けて作成するものとする。論文の形式、文字数等については、指導教員と相談のうえ決定することとする。
論文は、次の観点に基づいて審査される。
1. 研究テーマ・問題設定の適切性と妥当性
研究テーマおよび問題設定が、当該分野の研究水準、研究動向、社会的な要請からみて適切であり、妥当性を有しているか。
2. 研究方法の適切性
当該研究テーマおよび問題設定にふさわしい研究方法をとっているか。
3. 論文の構成・論理展開・論述の妥当性
論文の構成が適切であり、細部にわたり明確な論述がなされているか。研究テーマの設定から資料の収集と分析、考察までの論理展開が一貫しており、かつ妥当なものか。
4. 研究倫理の遵守
研究の過程全体を通して法や人権に配慮し、研究倫理を遵守したものであるか。