スーパービジョンとは、スーパーバイジーの専門的な成長や発達を支援することを目的として行われるソーシャルワーカー同士の肯定的なかかわりです。
スーパーバイザー(熟練のソーシャルワーカー)は、スーパーバイジー(さらなる成長を目指すソーシャルワーカー)が、その能力を最大限に生かしてよりよい実践ができるように責任を持って支援を行います。
社会福祉の現場で、より良い実践を志すなか、日々、さまざまな戸惑いや、失敗、迷い、揺れに直面することは少なくないでしょう。
適切なサポートがなく不安を抱えながら仕事を続ける人や、問題を一人で抱え込み孤立する人、対人援助の中で傷つく人など、夢と希望を抱いて就いた社会福祉の現場で、未来を描けなくなっている人もいるかもしれません。
現実において直面する、このような壁は越えられないものでしょうか。答えは、「NO」です。
ソーシャルワークには、その壁を乗り越え、燃え尽きを防ぐ方法の一つとして、スーパービジョンがあります。福祉の現場で働いている方々に対し、私たちスーパービジョンセンターはスーパービジョンの機会を提供しています。
スーパーバイザーがスーパーバイジーと契約をして、個別に応じた課題についてのスーパービジョンを提供する。
対象 | 福祉援助職についている本学卒業生および一般で、スーパーバイザーによる個別スーパービジョンを希望する人 ※経験年数は不問 |
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開催頻度 | 個別のニーズに応じるが、おおよそ毎月1回程度 1回1.5時間程度 |
開催日時 | スーパーバイジーとスーパーバイザーの日程調整による |
開催場所 | 聖学院大学、その他 |
費用 | 1回 6,000円 |
少人数のグループで、お互いの実践現場のかかわりについて事例提供をする。スーパーバイザーとの間でとりきめた方法によって実施する。
対象 |
対人援助職についている本学卒業生および一般で、グループによるスーパービジョンを希望する人 ※経験年数は不問 |
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開催頻度 |
月1回 ※開始時期および実施回数はWebサイト等で別途ご案内 |
開催日時 | 平日夜 (2時間) |
開催場所 | 聖学院大学、その他 |
費用 |
開催回数により決定 ※詳細はWebサイト等で別途ご案内 |
実践現場で必要な知識やかかわりについて見直し、また、クライエントとかかわる自己自身の点検を促すなど、日々の業務を見直す機会となるような研修会を開催する。個別スーパービジョンやグループ・スーパービジョン等に参加することのできない人たちも参加でき、お互いに知り合い、情報交換の機会とする。
対象 | 本学卒業生および福祉実践者 |
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開催頻度 |
年2回 ※10月頃、2月頃を予定 |
開催日時 |
土日休祝日等の日中 ※詳細はWebサイト等で別途ご案内 |
開催場所 | 聖学院大学 |
費用 |
無料 ※懇親会のみ実費負担 |
後輩や実習等においてスーパービジョンを行っているものの自信がないという人は少なくない。スーパービジョンのかかわりについての話し合いを通し、サポートの機会を提供する。
対象 | 現在、福祉現場において後輩および学生等に対してスーパーバイザーとしてスーパービジョンを提供している人 |
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開催頻度 | 1回1.5時間程度(個別のニーズに応じます) |
開催日時 | スーパーバイジーとスーパーバイザーの日程調整による |
開催場所 | 聖学院大学、その他 |
費用 | 1回 8,000円 |
社会福祉士・精神保健福祉士
聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科教授、同学部長、副学長
聖学院大学人間福祉スーパービジョンセンターセンター長
公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長・認定スーパーバイザー
社会福祉士・精神保健福祉士
NPO法人ドレミファ会副理事長
元聖学院大学非常勤講師
社会福祉士・精神保健福祉士
聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科准教授
公益社団法人日本精神保健福祉士協会認定スーパーバイザー
精神保健福祉士
聖学院大学名誉教授
精神保健福祉士
社会福祉法人養和会理事長、元聖学院大学非常勤講師
公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長・認定スーパーバイザー
社会福祉士・精神保健福祉士
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部社会福祉学科教授
元聖学院大学非常勤講師・公益社団法人日本精神保健福祉士協会理事
中村 磐男 (聖学院大学名誉教授) |
牛津 信忠 (聖学院大学名誉教授) |
下記の「受講申込用紙」に必要事項を記入または入力の上、写真を添付し、郵送またはメールにてお申し込みください。
確認後、こちらよりメールでご連絡を差し上げます。
郵送先
〒362-8585 上尾市戸崎1-1
聖学院大学総合研究所 人間福祉スーパービジョンセンター