サステイナビリティセンター所長よりごあいさつ

政治経済学科准教授 鈴木 詩衣菜

政治経済学科准教授 鈴木 詩衣菜

聖学院大学サステイナビリティセンター(Seigakuin Sustainability Center: SSC)は、全学レベルの学際的な「持続可能な開発目標(Sustainability Development Goals: SDGs)」の実践と地域連携を促進するグローカルな役割を果たす組織として発足しました。

「一人を愛し、一人を育む」ことを掲げている聖学院大学の一組織として、SSCでは、SDGsの目標達成に繋がるような本学学生の「やってみたい」という想いを大切にし、多方面に支援しています。飢餓や貧困への関心から、学食寄付メニュー企画・実施や野菜の畑づくり・管理、また、ファッションとその持続可能性への関心からサーキュラーエコノミーの学びへの支援はその一例です。学生たちの活動は、埼玉県などの行政や地域に根付く多数の企業などと連携し、お力添えをいただきながら、学外にも発信しております。
さらに、SSCは「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development: ESD)」を実現するために、さまざまなサステイナビリティスタディツアーを企画しています。将来世代である学生たちが、各フィールドに赴き、かけがえのない体験とそこでしかできないワークショップを通じて、楽しみながら大学での学びを一層深化させることを心から願っています。

今後は、さらに統合的な教育推進、多分野の組織による相互連携、交流促進を通して、最大限の活動を展開する所存です。皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。