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お知らせ
ボランティア活動支援センター(以下ボラセン)では、ボランティア情報だけでなく、地域・社会の課題に関する講座やイベント情報も紹介しています。
2022年4月、「LGBTQ+とジェンダー」に関する情報に関心のある学生たちが、ボラセンを通じて知り合い、週1回集まって「ジェンダー勉強会」を開催するようになりました。
きっかけは、映画「カランコエの花」を観た感想をシェアし、「この映画を多くの人に見てほしい!」「学内で上映したい!」と意気投合したことでした。
映画「カランコエの花」について
国内の映画祭で計13冠を受賞した短編映画。高校生のリアルな心の葛藤を描き、LGBT当事者への向き合い方、社会の在り方について考えさせる作品。
公式サイト https://kalanchoe-no-hana.com/
「ジェンダー勉強会」で話題になったサイト
NPO法人東京レインボープライド
ホームページ https://tokyorainbowpride.com/lgbt/
ボラセンとしても、今年度の「視野の広げる教養講座」のテーマとしてLGBTQ+について取り上げたいと考え、「ジェンダー勉強会」のメンバーと共催で「カランコエの花」映画上映&感想シェア会を開催することになりました。
「ジェンダー勉強会」のメンバーがチラシを作成して一緒に運営してくれるスタッフを募り、計9名の学生で上映実行委員会を結成、ボラセンが事務局を担いました。
上映実行委員会では、様々な人が安心して参加できるよう、感想シェア会の参加マナーを作り、グループファシリテーションの練習を重ねました。また、ニックネームを記入し「感想パスができる」机上名札を作るなど、気軽に参加できる工夫を凝らしました。
上映会、成功!参加者と運営した学生たちの感想は…
その甲斐あって、当日は「発言を否定されることなく、世代の違う人の意見も聞けて良かった」など大変好評で、アンケートでは多くの参加者が「今後もLGBTQに関する企画に参加したい」と回答しました。
運営した学生たちにとっても、意見を交わし、上映会を作り上げていく過程が、とても楽しく充実したものだったようです。
概要
日 時:2022年11月23日(水)10:40~12:10 アセンブリーアワー
会 場:4号館4階4402~4403教室
対 象 :聖学院大学全学生
趣 旨:無関心・無理解により無意識に行った行為が、相手にとっては心に傷を負う行為になってしまうことがある。差別のない誰もが過ごしやすい社会への実現に向け、性の多様性やより良い「生き方」「在り方」について考え、話し合える場をつくる。
主 催:「カランコエの花」上映実行委員会、ボランティア活動支援センター
参加者 :学生22名、教職員10名
内 容:映画「カランコエの花」鑑賞(40分)参加者による感想シェア会(50分)
「カランコエの花」上映会に参加した氏家教授が 、LGBTQ に関連した映画2 作品を紹介してくださったので、「カランコエの花」上映スタッフ有志で、それぞれ鑑賞しました。
映画に大変感動した学生たちは、後日、氏家教授をお招きして、感想シェア会を開催しました。
概要
日 時:2023 年 2 月 17 日(金)15:30~18:10
会 場:1号館2階1202教室
対 象:「カランコエの花」上映実行委員会(学生スタッフ)
趣 旨:お互いの問題意識を確認したり、ジェンダーに関する勉強のテーマを見つけるきっかけの場をつくる。
主 催:ボランティア活動支援センター、学生グループ「ジェンダー勉強会」
ゲスト:欧米文化学科 氏家理恵教授
参加者:学生7名、職員3名
内 容:LGBTQに関連した映画について、氏家教授から解説や時代背景等を聞いた後、それぞれ鑑賞した感想や意見を交換した。
取り上げた映画:
(1)「セルロイド☆クローゼット」(1995 年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画)
(2)「パレードへようこそ」(1980 年代英国サッチャー政権下で起きた、炭鉱労働者たちとゲイの若者たちの共闘物語)https://www.youtube.com/watch?v=-HF2mVCELws
2022年度に発足した「ジェンダー勉強会」が、初の新メンバーを募集することになりました。2023年4月にボラセンが開催する「ボランティア勧誘DAY」にも参加します。今後は外部活動も予定しているそうです。
「ジェンダー勉強会」に関心のある方は、ボランティア活動支援センターまでお問合せください。