心理福祉学科

AH報告レポート:「社会福祉士・精神保健福祉士」ってなぁに?

2023年6月7日(水)アセンブリーアワー(10:40〜12:10)に「社会福祉士・精神保健福祉士ってなぁに?」と題し、ソーシャルワーカーとして第一線で活躍している萩原夕貴さん、若井楓さん、藤原由紀さん、木下優輔さんの4名の卒業生をお招きし、座談会がチャペルにて開催されました。200名余りの学生や教員らが卒業生の話に耳を傾けました。

社会福祉士・精神保健福祉士を目指す3年生の中塚さん・小林さんが、福祉士を目指した理由や、本学での学生生活、そして仕事等について質問し、卒業生らが回答するかたちで進行しました。
学生生活では、福祉士の学びや実習、国家試験勉強、就職活動のほか、それぞれが印象に残ったこととして、海外福祉研修などにも話がおよびました。また後半では、学生より、福祉士として働くにあたり勉強以外でどのような力を身につけておいたらいいかや、仕事をしている上で大変なことなどが質問され、4名の卒業生がそれぞれに自身の経験から答えました。
立派に活躍している4名の卒業生の姿は眩しく、在学生にはよい刺激となったのではないでしょうか。

学生の感想(一部紹介)

参加した在学生からは、以下のような感想コメントが寄せられました。

1年生

  • 今まで社会福祉士、精神保健福祉士についてぼんやりとしか知らなかったけど、詳しく知れて将来の夢の参考になりました。
  • 自分がどういう価値観をもっているか、どういう人間かを知っておくことと、辛くなったときにできる趣味などを見つけておくといいことが分かりました。まだ、どの資格を取るかは迷っているけど、今日の話を聞いて自分ともっと向き合ってしっかり考えて決めていこうと思いました。

    2年生

    • 今回の話を聞いて、やはり誰かの力になれるような仕事に就きたいと思いました。「『障害がある人』として見るわけではなく、一人の人間としてみること」と仰っていたのがとても頭に残りました。
    • 普段の雑談の中に大切な思いがあったり、利用者の方とのコミュニケーションや距離感の大事さ、日々の仕事の中での色々な葛藤があるのだなと思いました。

      3年生

      • 「自分の当たり前が通じない」、これを忘れずに実習に取り組もうと思います。
      • 現在実習に行っていますが、難しい面もあり課題も多く見つかっているので、それを活かしながら資格を目指していこうと思うことができました。
      • 国家試験の勉強がすごく不安だったけど、自分に合った勉強法を見つけて頑張れば良いのだと分かり、少しずつ始めようかなと思いました。

        4年生

        • 今は目の前の事で精一杯だけど、ひとつひとつの意義を考えながら日々を送ろうと思いました。今の経験や行動が将来に大きく関わるとわかりました。