2024年11月13日(水)のアセンブリアワーにて埼玉りそな銀行による金融教育を実施しました。全学科の1年生を対象にしたもので、金融トラブルや家計管理、投資について講義いただきました。 また、政治経済学科はさらに進んだ内容として銀行が企業などにお金を貸し出す「融資」について学びました。
チャペルでは金融トラブルから投資の基礎まで幅広く学びました
人文学部と心理福祉学部の1年生を対象にチャペルで基礎的な金融教育が行われました。
講義では「金融・消費者トラブル事例」、「ライフイベントと家計管理」、「貯蓄と投資」について、またNISA制度についてもお話しいただきました。
「金融・消費者トラブル事例」では、大学生が巻き込まれやすいSNSを利用した詐欺や犯罪などの事例紹介とその対策が、「貯蓄と投資」では資産運用の必要性や投資の種類、そのリスクなどについて説明いただきました。
金融や経済に関する正しい知識や判断力(金融リテラシー)を身に付け、働くことの意義やお金の価値の重さを知り、限りあるお金をどう使うかを考える時間となりました。
政治経済学科では融資について実践的に学びました
政治経済学科ではより専門的な金融教育として、銀行の主要な業務である「融資」について実践的に学びました。
「融資」とは会社などお金を必要とする者にお金を貸すこと。
融資では貸したお金が返ってくるだけでなく、融資をしたことによって社会の問題解決につながるかといったことや、地域社会が発展するかといったことも大事だということが話されました。
また、実際に融資をする際には相手が信頼できるのか、事業には収益性や成長性があるのかといった融資判断のポイントが説明されました。
行員の方と相談しながら融資業務を体験しました
授業の後半では架空の会社を用いて、実際に融資業務の体験をしました。
内容は取引先の飲食店が新たに出店をしたいので3,000万円を融資して欲しいというもの。
学生は架空の事業計画書を見ながら会社の状況や事業計画についてどんなことを質問するべきか考え、融資をするべきかしないべきか、またそれは何故なのかといったことを考えました。
学生は自分の考えを発表し、実際に業務を行っている銀行員である講師からフィードバックを受けるなど貴重な体験をしました。