ニュース番組でイギリス王室の解説も務める、氏家理恵先生によるスペシャル連続講座

聖学院大学は、2013年より上尾市との連携に関する包括協定を締結しています。2024年度より大谷公民館と聖学院大学の連携講座を開講し、多様な文化を学ぶことをきっかけに幅広い探究心を育む講座を行います。 9月30日、10月7日の午前10時から正午(全2回)で、イギリス王室の関わりからイギリスの食とスポーツを考える講座を開講。イギリスの文化に与えたイギリス王室(王侯貴族)の影響を、紅茶と競馬の事例から、その歴史や発展を学びます。

<p>聖学院大学は、2013年より上尾市との連携に関する包括協定を締結しています。2024年度より大谷公民館と聖学院大学の連携講座を開講し、多様な文化を学ぶことをきっかけに幅広い探究心を育む講座を行います。 9月30日、10月7日の午前10時から正午(全2回)で、イギリス王室の関わりからイギリスの食とスポーツを考える講座を開講。イギリスの文化に与えたイギリス王室(王侯貴族)の影響を、紅茶と競馬の事例から、その歴史や発展を学びます。</p>

第1回「イギリス王室と紅茶 -イギリス文化を学ぼう-」開催報告

2024年9月30日(月)に、上尾市大谷公民館にて、全2回シリーズの講義「王室との関わりからイギリスの食とスポーツを考える」の第1回が開催されました。

第1回のテーマは「イギリス王室と紅茶 -イギリス文化を学ぼう-」で、14名の市民が参加し、イギリス王室と紅茶文化の深い関係について学びました。

講義では、茶の葉がイギリスに伝わった歴史的背景、輸入経路や「三角貿易」という貿易方法による入手手段、王室と紅茶の関係について解説されました。

また、イギリスの人々にとっての紅茶の位置づけや、実は紅茶の前にはコーヒーが流行していたこと、イギリスでは茶の木が栽培されていなかったことなどのトリビアを交えつつの講義に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

次回の第2回講義(10/7)は、「イギリス王室と競馬-スポーツ文化を考える-」をテーマに、スポーツとしての「競馬」を通してイギリスの文化を学ぶ予定です。

講師プロフィール

PROFILE氏家 理恵(うじいえ・りえ)
聖学院大学人文学部欧米文化学科教授

筑波大学大学院 文芸・言語研究科修了。文学修士。

専門はイギリス文学や英語圏文化、美学・芸術論。イギリス王室についてニュース番組で解説を担当。映像を通した地域活性と情報発信にも取り組み、映画に関するセミナーや、劇場や映画館等にて上映後のアフタートーク等も多数務め、好評を博している。