東京ビッグサイトで12月4日から6日にかけて開催された「エコプロ2024」に、聖学院大学サステイナビリティセンター(SSC)と学生団体Petite Archeが出展し、持続可能な未来を考える機会を提供しました。
エコプロは、環境問題やSDGsに取り組む企業や団体が、先進的な技術や製品、サービスを紹介する大規模な環境展示会。環境への関心の高いビジネスパーソンや一般消費者、行政・自治体、NPO、学生、報道関係者など、多様なステークホルダーが集う場として知られています。
今年の展示で特に注目すべきは、学生たちが工夫を凝らした体験型クイズです。プラスチックゴミをテーマにしたこのクイズでは、ペットボトルを使いながら海洋プラスチック問題について学ぶことができます。3日間で130名以上の来場者がこのブースを訪れ、多くの小中学生が積極的にクイズに挑戦しました。彼らの好奇心と学びの姿勢は、未来を担う若者たちの可能性を感じさせます。
さらに、SDGsを推進する学生団体Petite Archeのパネル展示のほか、企業や自治体と連携して活動するSSCの活動紹介も行われ、参加者は多様な視点からサステイナビリティについて考えることができました。
小学生に海洋プラスチックゴミに関するクイズを出題!
Petite ArcheのOB/OGもブースを訪れてくれました
多くの中学生にも体験型クイズに参加していただきました
SDGsの目標達成のために身近なところから取り組んでもらえるよう「好きなこと×SDGs」をモットーとして自分たちの好きなところから「古着プロジェクト」や「海洋プラスチックゴミ削減プロジェクト」といった様々なプロジェクトを立ち上げ活動しています。 今年度の活動は、主に3つあります。 1つ目は、海洋プラスチックゴミ削減プロジェクト 2つ目は、学食寄付メニュープロジェクト 3つ目は、野菜づくりプロジェクト また、他にも、上尾のイオンモールにて、ペットボトルの問題について知ってもらうために、「貯金箱を作ろう」というワークショップを行ったり、学内にベルマークを集めているところが無かったのでベルマークを学内で集める活動を始めました。
・飢餓などの国際社会の課題や日本が世界からどのようにみられているかなど、国際社会について詳しく知りたいと思ったからです。大学で何かやってみたいと思い、ボランティア活動支援センターを訪れた際、PAを紹介され見学に行きました。(政治経済学科4年生) ・友だち作りや就活対策も理由の一つです。(政治経済学科3年生) ・祖父が野菜を育てていて、その季節の野菜の収穫体験や水やりなど本格的な農業体験をさせてくれた経験があり、PAの野菜づくりプロジェクトでそのノウハウを活かしてみたかったからです。(欧米文化学科2年生)
今回のエコプロで企画した体験型クイズの反響は、とても良かったと思います。 多くの小中学生に、海洋プラスチックの問題についての知識を持ち帰ってもらえたと同時に、この問題の解決するための取り組み(「ペットボトルをしっかりと分別しよう」など家でできること)を伝えられたかなと思っています。 計6問のクイズを用意していましたが、子どもたちが私たちのブース以外にもいろいろなブースを回るにあたり時間があまりとれないということが分かり、企画運営面で次回以降の課題も感じました。 また、出展者同士の情報交換や交流もあり、クイズを他大学の学生に出したり、自分たちとは全く違う業界である金属リサイクルでSDGsに力を入れている団体の方にクイズを出せたりと、視野が広がった感覚を得られました。